長崎旅行⑥軍艦島

旅行

長崎旅行もラスト!

最終日は長年夢みていた軍艦島へ行ってきました👏🏻

幼児が船に乗り上陸するのはさすがに厳しいということで、この日の朝に友達と娘ちゃんと別れる予定だったのですが…

「さみしいから待っててもいい?」と言ってくれて😭😭😭

軍艦島から戻り次第再び合流することに。

5日間ずっと一緒に過ごしていたので私も名残惜しく、とっても嬉しかったです🥹

マンションだった建物をホテルにしたよう。「じゃあ行ってくるよ。今日の夕食は?」「いってらっしゃい♥今夜はカレーよ♥」なんて茶番もばっちりです。

さて、軍艦島は現在ツアーに参加するしか上陸する方法がありません。

いくつかある中で私が選んだのは高島海上交通が運営する軍艦島上陸クルーズ🛥️

軍艦島上陸クルーズ - スタイリッシュなデザインのブラックダイヤモンドで行く、軍艦島上陸クルーズです。 大人 3600円で高島・軍艦島(端島)を周遊、見学、上陸することができます。

希望の日時が空いていたことが決め手でしたが、ここにして本当によかった!

軍艦島だけでなく高島(軍艦島より前に採炭が始まり、軍艦島の産業や生活を支えた島)にも立ち寄れ、何よりガイドの方のお話が素敵でした。

もう一度行くとしてもまたこのツアーを選ぶと思います😊

懸念していたのは天候。

というのも、軍艦島の上陸率は決して高くはないのです。

7月は10%、8月は50%、9月は90%、私が訪れた10月は70%とのことでした。

この日の空は…

青~~~!めっちゃ晴れ~~~~~!!!

どうやら私は自分が思うよりずっと徳を積んでいたようです✌🏻

風はなく波も穏やかで、絶好のクルージング日和でした☀️

船は2階建てです。

椅子と壁と屋根がある1階から埋まっていきますが、おすすめは2階の右側最前に立つこと!

軍艦島に着くまでの間、船から見える島や建造物についてもガイドしてくださるのですが、そのほとんどが右側でした。

このポジション

30分ほどで高島に到着。

軍艦島の模型を使って予習をしてくださいました。

時間は短いものの、高島石炭資料館の見学もできます。

先にも触れましたが、この高島も採炭で栄え、一時は小学校の児童数が2,900名に達したそう👀

今は人口も随分減ったようですが、猫はたくさんいました😺

おててかわいすぎ

さあいよいよ軍艦島へ向かいます。

今度は2階の左側最前へ。

軍艦島へは北東から近づき、反時計回りに港へ入るので左側がおすすめ⭕

ただ軍艦島へ近づくと船を止めて回転し、どちらからでも見られるようにしてくださったのであまりこだわらなくても大丈夫です。

見えてきた…!

夢にまでみた軍艦島が目の前に迫り、胸が高鳴ります✨

軍艦島と呼ばれるようになった所以は北西から見たこのシルエットだそう。

逆光ー!

解説を聞きつつ半周ほどし、いざ上陸です👣

船着き場の位置は人が住んでいた当時から変わっていません

ところで、軍艦島は島ではないってご存知でしたか?

ちょっと何言ってるかわかんないですね🥪笑

ここはもともとただの岩礁だったそうです。

石炭の採掘のために40年間で6回の埋め立てを行い現在の形になったとのこと。

建物も含め当時の最先端技術を駆使して作られたこの島、現代で同じことをするとしてどれほどの費用がかかるのか?

世界中の学者に聞いても答えが導き出せないと言っていました。

また写真集が200冊以上出版されている中、なぜかほとんどフォーカスされていないのが岩礁部分だとも。

私が撮った写真でいうとこのあたりです。

あちこちに見える植物は、人がいなくなってから鳥によって種が運ばれ繁殖したもので、当時はなかったそうです(「緑なき島」という映画が作られたほど)。

真ん中あたりに写っている階段が坑内への出入り口。

壁も天井もないエレベーターに乗って、606mを2分半で降ります。

降りるというより落ちるといったほうが近い速さのエレベーターに慣れることが、炭鉱夫の方々の最初の試練だったと言っていました。

また、坑内の体感温度は40℃、湿度は96%以上。

この環境で戦前は12時間、戦後は8時間採掘をしていたそうです。

三菱の資料に残っているだけでも215名が自分の足でこの階段を下りて帰ってくることができなかったとのこと。

炭鉱夫さんたちは毎日決死の思いで階段を上って職場へ向かっていたんですね。

白い灯台は人がいなくなってから建てられたもの。炭鉱は24時間操業だったので当時は夜も明るかったとのこと。

見学が可能な南側は台風による浸食で崩壊がかなり進んでいました。

私が再びここを訪れる機会があったとして、そのときにはまた違う姿になっているのだと思います。

40分ほどの見学を終え、長崎港へ帰ります⚓

待っててくれた友達と娘ちゃんと再び合流しました💕

「子どもがいることを失念してナポリタンを頼んでしまった。そこらじゅう真っ赤になって大変だった」と言っていました🍝

長崎市内は昨日観光したので行きたいところがなく、駅の待合室でおしゃべりして過ごしました。

「お父さんが大村駅迎えにきて空港まで送ってくれるって」

「昨日別れを告げたばっかやのにもう再会?」

どんな顔をして会えばいいかわからなかったですが、ありがたく送っていただくことに。

お互いへへへ…ってなりました。

少し時間があったので空港近くのガラスの砂浜に寄りました✨

一生懸命山をつくる大人と崩す子

若いカップルがいちゃこらと写真を撮っていたので

真似してやりました。

一緒に過ごした6日間が本っっっ当に楽しくて、まだまだ話し足りず遊び足りなかったですが寂しさをこらえて搭乗口へ🛫

最後の最後までとにかく空がきれいな旅でした。

無事に関空に着いたはずが…

あれ?長崎???笑

帰りたくなさすぎて時空を超えたのかと思いましたが、長崎堂は大阪の会社でした。

この日のうちに仙台へ帰る便はなかったので関空で1泊💤

仮にも女なのでいろいろなご意見があると思いますが、まあそれは置いといて。

空港泊をされる方の参考になるかもなので書いておきます🙂

場所は第二ターミナルの国内線ゲートエリア。

深夜便がないので人の往来が少なく比較的静かです。

外国の方があまりいないのもポイント。

24時間営業のローソンの前なので人目があること、警備員の方が定期的に巡回されていることを確認してここにしました。

貴重品が入ったバッグは体と背もたれの間に挟み、リュックは肩ベルトに脚を入れて保持🎒

ピンポーンという音が鳴りやまないことと明るいことが少々ネックですが、疲れていたので気にせず眠れました。

同じように寝ている人は見える範囲で2~3名いましたよ🌼

幸い何事もなく朝を迎え、仙台へ帰りつきました🎶

友達のおかげもあり、長崎という地がとても好きになりました🥰

また行きたいというより一度住みたいレベルです 笑

仙台の次は九州に住む!と決めているので、そのときが早く来ることを願って長崎旅行ブログはここで〆ます~

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