【税理士試験】受験記①

税理士試験

受験を決意し、勉強を始めたのは3月のこと🌷

大手の専門学校や予備校も検討しましたが、通学しづらいことや費用がかさむこと、コースがたくさんあって調べるのがめんどくさくなったことから、通信講座のスタディングを受講することに決めました。

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試験までは5ヶ月。

簿記のぼの字も知らない状態でのスタートでした。

間に合うかの不安はありましたが、支払いを済ませた以上後には引けません(貧乏人には万単位のお金を払ってしまったことがとても効果的だった)💸

まずはインプットを完了させることを目標にし、学習フローに従ってひたすら講義の視聴を進めました。

途中、理解しきれないところはもちろんありました。

が、6割ほどの理解でとにかく先に進めることが大事だというどこかの誰かの言葉を信じ、あまり立ち止まって考えることはしないようにしました。

結果的にはこれがよかったです。ありがとうどこかの誰か🙏🏻

なお、当初は簿記論のみを受験するつもりでした。

4月末ごろ、受験申込みを前に財務諸表論も受けるか迷ったんです。

4月下旬にはざっとインプットが終わって学習スケジュールの目処が立ちはじめ、財務諸表論にも手を出す余裕はある気がしていました。

合格レベルにまで持っていく自信はありませんでしたが、本番経験を積むためにもとりあえず受けることに。

このときは本気で合格を狙うつもりはなく、あくまで本命は簿記論とし、財務諸表論はやれるところまでやろうくらいの考えでした。

ゴールデンウィークはひとり自宅に残って勉強。

「私はゴールデンウィークも遊ばないで孤独に勉強したんだから!」と、不安を感じたときの心の支えにはなったような気がします。

5月下旬には図書館に通いはじめました📖

勉強疲れなのかマンネリ化なのか、いまいち集中できない日が続いていたんです。

環境を変えることと、まわりに人がいても集中できる力をつけることが目的でした。

この環境が思いのほか合っていて試験まで毎日通いましたが、代わりに家ではまったく勉強しなく(できなく)なりました🙄

そして6月。日商簿記3級および2級を受験し、3級に合格💮

資格を取りたかったわけではなく、”試験を受ける”という経験をしておきたかったのです。

ちなみに2級には税理士試験では出題されない範囲があり、そこは一切勉強しなかったので落ちました。

“経験を積む”という点では効果があったかどうかわかりませんが、3級に難なく合格したことで少し自信はついたかなと思います。

6月になる頃にはインプットはほぼ完了していたので、アウトプットの練習と知識の定着のために問題を解く日々。

スタディングが提供してくれる実力テストや直前対策講座(実際の試験をなぞらえたオリジナル問題)に取り組んでいましたが、これがきつかった。

来る日も来る日も心を折られていました。

解けない。解けるけど時間がかかる。

計算を間違える。問題を見落として間違える。何度も同じ間違いをする。

わからないわけじゃないのに、できないわけじゃないのに、まったく点数に結びつかなかったんです。

まだ合格レベルには程遠いという現実を突きつけられて、心はボキボキに折れました。簿記だけに。

解けないのも間違えるのも悔しくて腹が立って仕方なかったので、わからなかった問題は徹底的に考えこみました。

間違えた(うっかりミスした)ポイントはまとめ、試験直前は毎日読んで本番で同じ間違いをしないようたたきこみました。

7月初旬くらいまできつかったですが、少しずつ点数が取れるようになり、ボキボキの心も回復していきました。

理論はひたすら聞く・書くが私の勉強法。

理論は最初が一番苦しかったかもしれません。

受験を決めて講義を聴きはじめたときに、こりゃ無理だと思ったくらい🤷🏻‍♀️

言いたいことはわかるんです。筋が通っていて納得もできる。

ただやたらと難しいワードと言いまわしで、何かこうねっちりしてるんですよね…。

とにかく取っつきにくくて最初の段階で拒否反応を示してしまいました🤮

どう乗り越えたかというと、やるしかないのでただやっただけです。

嫌だったけど毎日聞いて毎日書きました。

そうしていると徐々にねっちりした表現に慣れ、覚えるにつれて拒否感も和らぎ、ちょっとだけ、ほんとにちょっっっとだけ面白くもなりました。

でも全部を完璧に覚えるのはきつかったので手を抜くところは抜きましたよ。

過去3年以内に出題された論点や講師の方が「あまり時間をかけてやらなくてもいい」とおっしゃっていた論点は、きっちり書けるレベルにまでは持っていきませんでした。

特に概念フレームワークはわけがわからなさすぎて大嫌いで💧

昨年に出題されていたことを知り、これはラッキー今年は出ないだろうと完全に捨てました。

そしたら出た😭

教材は基本的にスタディングしか使わなかったです。

ただ計算問題は演習量に不安があったことと時間に余裕があったことから、7月初めにTACの問題集を購入。

個別問題(第一問、第二問)は出題内容があまりに広範かつ多様なので対策の効果が出づらいかと思い、パターンが決まっている総合問題(第三問)の問題集だけを買いました(基礎編と応用編各1冊)。

演習量は増やせましたし、スタディングでは扱っていない内容も少しあったのでまあよかったかなと思います。

振り返るとざっとこんな感じですかね🌼

8月に入って盛大に体調を崩したのは、結果を待っているときの投稿に書いたとおりです。

メンタルは案外平気だったのですが(何とかなるだろうと思っていた)、フィジカルはやっぱりしんどかったですね…。

来年は自分の体の強さを過信せず気をつけます😞

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